未曾有の大災害(毎日新聞掲載記事 ’11)

未曾有の大災害、自然の脅威に日本が一つになって立ち向かっています。タンパでも家族と連絡のつかない友人がいます。遠く離れた米国で被害者の方を祈ることしか出来ない自分に腹立たしさを感じます。

この未曾有の大災害でスポーツが出来る事、アスリートとして、チアリーダーとして出来る事は人々を励まし、影響力を利用して支援の輪を広げる事だと思います。応援する事、元気づける事が本命のチアリーダーとして、「心を強く持って、頑張って下さい。」と私は笑顔で日本の皆さんにメッセージを送ります。

笑顔の力は無限です。安らぎ、癒し、希望、愛、信頼、協力、平和、希望、今の日本に必要な心の栄養素を笑顔は持っています。異常な大災害時だからこそ、笑顔でいる事を心がけましょう。一人一人の小さな努力が子供達に、東北に、被害を受けた方々に、そして日本に必ず大きな力となって跳ね返ってきます。

阪神大震災を経験した私は、「笑顔」や「頑張れ」という言葉が時には残酷で人々の心に突き刺さる事も知っています。全てを一瞬で失い、愛する人が自然に翻弄される事の残酷さも経験しました。と同時に相手を思い、助け合い、未来を信じて、励ましながら上を向いて歩いて行く事の力も経験しました。現場に駆けつけたい気持ちを押さえながら、それでも何か出来る事がないかと複数の私立高校の生徒会が一緒になり、大阪駅前で声を張り上げての募金活動は微力である個人の力を最大限にする方法を教えてくれました。

アメリカでも臨時報道番組が編成され、多くの地震情報が入ってきています。その中の多くが日本人のモラルの高さを報道しています。未曾有の大災害、自然の脅威と戦う中で、パニックになることなく、当然のようにお金を払い、商品を受け取る人や、電車を整然と待つ人々。今まで当然であった事が海外にでて、当然でない事に気づきました。高いモラル、輪や和を強調する事など、今こそ日本人としての底力を示す時だと思います。復興には多くの資金が必要です、今も、そしてこれからも。とてつもない長い戦いになります。私も今、タンパで自分に出来る事をしています。幸いにもこの難を逃れた方、今こそ立ち上がりましょう。自分の出来る事を行動にうつしましょう。一致団結して、日本という素晴らしい国を私たちの手で守り抜きましょう。

 

東北地方太平洋沖地震で被害を受けた全ての方々、そして日本の復興を心よりお祈りしています。

 

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